マザーボードとは|マザーボードの選び方も解説

マザーボードとは全てのPCパーツの母艦となるパーツ

この記事ではマザーボードとは何?という人へできるだけわかりやすく、マザーボードの選び方まで紹介しています。マザーボード はPCパーツをつなげる大元となる部分です。

これから自分でPCパーツを交換・換装する人はもちろん自作PCの作成に取り組む人は是非参考にしていただければと思います。

この記事でわかること

  • マザーボードとは
  • マザーボードの中身の役割
  • マザーボードの基本的な選び方

最低限知っておいた方がいいマザーボードの知識を紹介しています。

 

マザーボードとは

マザーボードとはCPUと各部位の橋渡し役となるものです

マザーボードとは、メインボードやシステムボードなどと呼ばれることもあります。

CPUは人間で言えば脳によく例えられることも多いですが、マザーボードは胴体や体全体といった動くための大切な部分に例える人も多くいます。(中には神経という人もいますね。)

マザーボードは、CPUやメモリ、内蔵ストレージ(SSD/HDD)、グラフィックボード(ビデオカード)などパソコンを起動する上で重要なパーツたちを接続する母艦となるパーツになります。

マザーボードの役割(中身を説明)

枠はざっくりですがマザーボードの中身を説明しておきますね。

1「VRM」

電源ユニットが供給する電圧をCPUが必要な電圧に変換する回路で、オーバクロックやハイエンドクラスのマザーボードでは性能の良いVRMを搭載しているので価格も高くなっています。

2「CPUソケット」

CPUを装着する場所です。

マザーボードはピンの数が異なる複数の規格があるので、規格に対応するCPUしか装着することができません。

3「メモリスロット」

メモリを装着する場所でスロットといいます。現在はDDR4メモリ対応が主流となっています。

メモリについては以下を参考にしてください。

>>パソコンメモリとは

4「M2スロット」

M2.SSDを装着するスロットになります。

高速なPCI Express接続と低速なATA接続の両方をサポートしており、SSDを冷やすヒートシンク(フィン)を準備しているマザーボードもあります。

>>SSDとは?HDD(ハードディスク)との違いと速度や価格を比較

5「拡張スロット」

グラフィックボード(ビデオカード)や、拡張カードを装着するスロットです。グラフィックボードを接続する「PCI Express x16」とUSB増設ボードなど様々な拡張ボードを接続する「PCI Express x1」と違うスロットを搭載しています。

>>グラフィックボードとは

6「チップセット」

CPUやメモリ、SSD(HDD)などマザーボードに接続した各パーツへのデータを橋渡しする重要な部分となります。このチップセットによって機能・搭載できるCPUが変わります。

>>CPUとは?パソコンの基礎知識Intel・AMDについて解説

 

Intel製チップセット搭載のマザーボード選び方

自分が購入するCPUが決まったらマザーボードを選びます。しかし、自作PC初心者の場合どのマザーボードを選べばいいのかわからないという人も多いと思います。そんな時は以下の検索機能を使ってみましょう!

購入を決めているCPUを選択し自分があると良い機能にチェックを入れると対応するマザーボードが表示されるのですごく便利です。

>>価格.comのマザーボードスペック検索

IntelのCPUは現在主流が第9世代のCore iシリーズですが、このCPUと同時に発売されたのが「Z390」と2019年に追加された「B365」、いつ前の世代の300シリーズが対応しています。

Intelのチップセットはオーバークロックの対応など性能の違いでZ、B、Hと分けられます。

  • オーバークロック対応のZ390
  • スタンダードのH370

オーバークロックを利用するなら「K」付きのオーバークロック対応CPUとセットで利用しましょう。

Intel CPU「Core i」チップセット対応表(規格表)

CPUの世代 ソケット 対応チップセット
第9世代Core iシリーズ LGA1151
  • Z390
  • B365
  • Z370
  • H370
  • B360
  • H310
第8世代Core iシリーズ

AMD製チップセット搭載のマザーボード選び方

AMD社製のCPUを利用するためにはAMD製のチップセットを搭載したマザーボードが必要です。Ryzen用のマザーボードは全てAM4ソケットを採用していますが、対応するCPUはチップセットによって違うので注意してください。

2019年7月に登場した第3世代のRyzenシリーズは同時にリリースされたX570と前世代の300〜400シリーズのチップセットに対応しています。ただ、グラフィック機能を搭載していないRyzen3000シリーズはA320は未対応でX370とB350はBIOSのアップデートが必要になることもあります。

Ryzen3000シリーズのCPUを購入する場合

  • 性能重視はX570がおすすめ
  • コスパ重視はB450がおすすめ

series

AMD CPU「Ryzen」チップセット対応表(規格表)

第3世代Ryzen 第3世代Ryzen G 第2世代Ryzen 第2世代Ryzen G 第1世代Ryzen
X570 × ×
X470
B450
X370 (BIOSアップデート必要)
B350 (BIOSアップデート必要)
A320 ×

マザーボードには基本的に3つの大きさが違う規格がある

マザーボードには「フォームファクタ」という大きさの規格があります。

自作PCなどで主流なのが

  • ATX(縦サイズ最大 244mm横サイズ最大305mm)
  • MicroATX(最大縦横 244mm×244mm)
  • Mini-ITX(最大縦横 170mm×170mm)

の3つの規格です。ATXがマザーボードの基本となる大きさで製品数が最も多いものになります。

現在支持率が最も高く、ATXはマザーボードのスタンダード的存在です。
拡張スロットは最大7基で、メモリースロット4~8と拡張性があります。
大型グラフィックカードも余裕で搭載でき、高負荷に対応するCPU電源回路といったような機能も多く追加できるなど面積が大きいことも利点。SATA端子も多く搭載しています。
Micro-ATXはATXよりも一回り小さい、最大244mm×244mm。長方形のATXを正方形にしたサイズと考えると分かりやすいかもしれません。
比較的小型のPC用マザーボードとして、省スペースデスクトップやミニタワーなどでよく利用されます。
自作パソコンとしては、初心者向きのローエンド設計からミドルレンジ用に適しています。
拡張スロットは最大4基まで、メモリースロットは2~4とATXと比較すると約半分の容量といったところ。
しかしATXよりも省スペースながら、大型グラフィックカードは搭載可能です。
Mini-ITXは組み込みシステムで使用される前提で設計されました。
そのため拡張スロットは1基と拡張性は低く、超小型パソコン向けとなっています。
最近ではMini-ITXサイズのマザーボードを販売する会社も増え、パーツの性能も上がっていることもあり、高性能の自作機器が作れるようになりました。
そのため低コストのサブマシンとしてだけでなく、超小型のゲーム機も作れるなどその用途が着目されています。

マザーボードのメーカーと性能別一覧表(ゲーミング用とスタンダード)

マザーボードを販売するメーカーとグレードを紹介しておきます。

マザーボードを販売するメーカーは主に以下の通りです。

  • ASUS(エイスース)
  • GIGABYTE(ギガバイト)
  • MSI(エムエスアイ)
  • ASRock(アスロック)

この4社を中心に販売されています。

グレード ASUS MSI GIGABYTE ASRock
ゲーミング ROG MAXIMUS MEG AORUS ENTHUSIAST
(XTREME,MASTER)
Phantom Gaming
Taichi
ROG STRIX MPG AORUS GAMING
(ULTRA,PRO,ELITE)
Extreme
TUF GAMING MAG GGIGABYTE GAMING Steel Legend
スタンダード PRIME PRO ULTRA DURABLE(UD) Steel Legend
Pro

同じチップセットを搭載したマザーボードの中でも機能や性能でグレードを分けた様々なマザーボードが準備されています。

ASUSだけでもX570チップセット搭載製品だけでも11モデルもあり価格も2万円ほどから6万円と価格にかなりさがあります。マザーボードを選ぶ時は

  1. チップセットを絞り
  2. フォームファクタ(大きさ)を決め
  3. グレードを見る

という順番でチェックしていきましょう。

グレードには表をみてわかるようにベースのスタンダードモデルからグレードが上がる順で負荷の大きいゲームやオーバークロック向けに電源回路が豪華になり様々な機能も豊富になり価格も上がります。

マザーボードに搭載されている機能もしっかりチェックしておきましょう!

マザーボードとは|マザーボードの選び方も解説まとめ

ここまでマザーボードについて解説してきました。

マザーボードについては理解してもらえたとおもいます。パソコン初心者には専門的な言葉も多く覚えることもたくさんあるので難しく感じてしまうかもしれません。

もし、マザーボードなどを自分で購入することがあるのであれば「>>価格.comのマザーボードスペック検索」で検索すると自分が購入すべきマザーボード をすぐに見つけることができます。

あくまでCPUを選んだ後に検索をするようにしてください。

 

PCパーツの基礎知識

これからBTOパソコンや自作PCに挑戦する人は性能が高く価格が安いパソコンを購入する際に知っておいて損はない基礎知識です。コスパの良いパソコンを購入したいなら是非この辺の知識もしっかり学んでおきましょう!知っていると失敗することがなくなります。

CPUとは?パソコンの基礎知識Intel・AMDについて解説

パソコンメモリとは

SSDとは?HDD(ハードディスク)との違いと速度や価格を比較

グラフィックボードとは

 

 

 

 

 

BTOパソコンと自作PCどっちが安い?

BTOと自作PCの永遠のテーマ的な内容ですw 実際PCパーツによってもこの辺の価格差は出てきますが、グラボ搭載の15万円程度のBTOパソコンと自作PCだったらどのくらいの価格差が出てくるのか一定の答えになってくれるはずです。

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