電源ユニットとは?正しい選び方

電源ユニットはPCパーツで最も重要!?

この記事では電源ユニットについて紹介していきます。電源ユニットは実際どれでもいいんじゃないの?ワット数さえ問題なければ!と思っている人もいるのではないでしょうか?

しかし、この電源ユニットは正直PCパーツの中でもすごく重要なパーツといえます。そんな電源ユニットについて紹介していきますがこの記事ではわかることは

  • 電源ユニットとは
  • 電源ユニットの選び方
  • 80PLUS認証について

パソコン初心者が最低限知っておくべき知識、選び方をわかりやすく解説するので参考にしてください。

 

 

電源ユニットとはPCの重要パーツ!

パソコンの電源ユニットとは、自宅にあるコンセントから流れる電気(交流100V)をパソコンに必要な電気である直流12Vや5Vなどの電圧に変換し出力するために大切なPCパーツの1つとなります。

PCケースではミドルタワーやミニタワーが現在主流ですが、そのようなケースではATXという規格の電源ユニットが主に選ばれています。電源ユニットは、パソコンを動かすための大事なPCパーツなのでテキトーに選んでしまうと起動しないといったこともあったりします。

自分が利用するCPUやグラフィックボード、メモリ・SSD/HDDといったパーツの総消費電力を計算しそれに見合ったワット数の電源ユニットを選ぶのが重要です。

ぱんだ
パソコンにとって電気は人間でいう血みたいなもんだからケチりたくないPCパーツですね!

電源ユニットの構成(中身・ケーブルの種類)と役割

電源ユニットの構成(中身)

  • 冷却ファン
    電源ユニットは内部で熱が発生するので冷却機能が必要です。基本的に12センチ以上の低回転のファンを搭載した製品が多い。
  • 電源スイッチ
    「ー」と「○」ボタンがある部分。「ー」にすることでマザーボードに待機電流が流れます。
  • 高周波トランス
    100V電流を12Vや5V、3.3Vへ変換する電源ユニットの心臓部分。カバーを外せば見える部分。
  • メイン回路
    電源ユニットのメイン回路。
  • 出力ケーブル
    パソコンパーツへの出力ケーブル。必要なケーブルだけを選んでパーツのコネクターに挿して利用する。着脱式もある。

ケーブルの種類について

ケーブル全てが出力ケーブルです。
メイン(24ピン):マザーボード接続ケーブル。分割も可能
+12V(8ピン):マザーボード接続ケーブル。分割も可能
PCI Express(8ピン):グラフィックボード接続ケーブル。分割も可能
Serial ATA:マザーボードとSSDやHDDの接続ケーブル。数が一番多いケーブル。
ペリフェラル:ファンなどに接続する汎用端子のケーブル

電源ユニットの役割

  1. CPUやメモリ、グラフィックボードなどへ電力を供給する
  2. ファンが搭載されているので内部の空気の流れ(エアフロー)に貢献し熱がこもりにくくする
  3. PCのスペックに合った選択が重要でパソコンの安定性にも影響する

 

電源ユニットのフォームファクタ(形状:ATX・SFX-L・SFX)

電源ユニットには3つの形が存在します。

ATX

  • ATX電源が主流
  • ATX、MicroATX対応ケースではこの電源ユニットを利用する
  • 奥行140mm以上で高86mm、横幅125mm

SFX-L

  • 100mm以上の奥行、高63.5mm横幅125mm
  • 奥行きは長くても125mm
  • ケースによってはSFXもしくはSFX-L電源ユニット出ないとグラフィックボードの長さに制限が出てくることもある

SFX

  • 奥行100mm高63.5横幅125mm
  • 一番サイズが小さな電源ユニット
  • サイズは完全固定

自分のPCに必要な電源(ワット数)を簡単に計算する方法

電源ユニットは400Wや500W、大きなものでは1200Wなど様々なワット数の製品が販売されています。

自作PCやBTOパソコンの電源ユニットは、パソコンに積んでいるパーツによって消費電力が変動するのでパソコンで必要な電力を計算して電源ユニットを選択する必要があります。

しかし、パソコン初心者の人にとってはこれは非常に難しいので簡単に総消費電力を計算する方法を紹介します。

>>MSI電力容量計算機

を使って自分のパソコンのパーツを選択肢必要な電力を出しましょう!

ぱんだ
電源ユニットは必要ワット数の1.5倍〜2倍を買っておくと安心だね!

電源ユニットの性能・ランク(80PLUS認証)

電源ユニットの性能でしっかり確認しておきたいのが「80PLUS認証」です。どれだけ効率よくパソコン用の電気へと変換することができるかを電力の変換効率で示しています。

基本的にスタンダード〜チタンまであり、チタンが最も効率が良いです。ちなみに80PLUS認証のない電源ユニットも販売されています。

電源負荷率 10% 20% 50% 100%
80PLUS
スタンダード
80 Plus Standard.svg 80% 80% 80%
80 PLUS
ブロンズ
80 Plus Bronze.svg 82% 85% 82%
80 PLUS
シルバー
80 Plus Silver.svg 85% 88% 85%
80 PLUS
ゴールド
80 Plus Gold.svg 87% 90% 87%
80 PLUS
プラチナ
80 Plus Platinum.svg 90% 92% 89%
80 PLUS
チタン
80 Plus Titanium.svg 90% 92% 94% 90%

引用:Wikipediaより

80PLUS認証の電源ユニットではGOLDやBRONZEが多く販売されています。しかし、注意しておきたいのは80PLUS認証があるからと言ってイコール耐久性が高いわけではないということ。

あくまで変換効率が高ければ消費電力が少なくなり、発熱も少なくなるということ。

80PLUS認証があるから耐久性があるわけではない

電源ユニットの耐久性はコンデンサーなどの部品の質で大きく変わるので耐久性のある電源ユニットを選びたいという場合は、以下の信頼性の高いコンデンサーを提供しているメーカーを採用している電源ユニットを選ぶようにしてくださいね。

高品質なコンデンサを提供しているメーカー

  1. ルビコン
  2. 日本ケミコン
  3. ニチコン
  4. パナソニック
  5. 日立

その他にコンデンサーを提供している会社が

  • TEAPO
  • ELNA
  • サン電子工業(Suncon)
  • FPCAP

特に信頼性の高いコンデンサを提供しているのがルビコン・日本ケミコン・ニチコンですが、このメーカーのコンデンサーを採用している電源ユニット製品が

高品質なコンデンサーを特に多く採用している電源ユニットが以下の製品です

  1. Seasonic
  2. Flextronics
  3. Super Flower

耐久性を重視するならこの辺もみながらPCパーツ「電源ユニット」を選ぶようにすると良いでしょう。

ぱんだ
できれば80PLUS認証があるから耐久性があるのではないことを理解しておきましょう!あくまで認証があれば消費電力が少なく、発熱が少ないだけ!

電源ユニットの選び方とポイント

電源ユニットの選び方とそのポイントについて簡潔に紹介していきます。

  • 選ぶときは使用するPCパーツの消費電力によって選ぶべき電源ユニットが変わる
  • 80PLUS認証をできれば選ぶ(BTONZE以上)
  • ケーブルがプラグイン式(着脱可能)の物を選ぶとスッキリさせられる
  • フォームファクタ(形状)がPCケースに対応か確認する
  • ケーブルの種類と長さを確認し足りるかチェックする
  • 高品質なコンデンサーを採用している電源ユニットを選ぶと耐久性が高い
  • 保証期間が長い物を選ぶ!3年以上できれば5年保証あると安心
  • レビューなどをみて静音性が高いかもチェックすると良い
  • 価格が安いだけで電源ユニットは選ばないこと

この辺を意識して電源ユニットを選べば失敗はないでしょう!

大体ですが以下でわかりやすく紹介しておきます。ただあくまで使用するPCパーツで変わるということを覚えてください。

ミドルレンジクラスのCPU(Core i5/Ryzen5+オンボードグラフィック)を利用している場合
電源ユニットは450w〜500W
ミドルレンジCPU(Core i5/Ryzen5)+グラボ(GeForceGTX1650以上)
500W〜650W
ハイエンドCPU(Corei7、9/Ryzen7,  9)+グラボ(GeForceGTX2080以上)
650W以上の電源ユニットを選ぶ
あくまでこれくらいであれば安定するという目安を紹介しましたが、しっかり面倒くさがらず計算して、その算出された電力の1.5〜2倍以上を選ぶと電力供給が安定するでしょう。
電源ユニットのスペックでは総合出力(定格出力)だけをみてはいけません。CPUやグラボの消費電力は+12Vの部分になります。もしハイエンド構成のパソコンにしている場合は+V12の出力が1つになっている物や定格出力が大きな物を選ぶと安心です。

電源ユニットのよくある質問

電源ユニットのワット数が足りないとどうなるの?
システムが不安定になったり勝手に再起動するような現象が発生することもあります。これは電源ユニットの容量不足が原因。

電源ユニットとは?正しい選び方の全知識まとめ

この部分を守って選べば失敗はないはずです。

  • 選ぶときは使用するPCパーツの消費電力によって選ぶべき電源ユニットが変わる
  • 80PLUS認証をできれば選ぶ(BTONZE以上)
  • ケーブルがプラグイン式(着脱可能)の物を選ぶとスッキリさせられる
  • フォームファクタ(形状)がPCケースに対応か確認する
  • ケーブルの種類と長さを確認し足りるかチェックする
  • 高品質なコンデンサーを採用している電源ユニットを選ぶと耐久性が高い
  • 保証期間が長い物を選ぶ!3年以上できれば5年保証あると安心
  • レビューなどをみて静音性が高いかもチェックすると良い
  • 価格が安いだけで電源ユニットは選ばないこと

もし、電源ユニットの選び方でわからないことがあればコメント欄もしくはお問合せからご連絡くださいね!

 

PCパーツの基礎知識

これからBTOパソコンや自作PCに挑戦する人は性能が高く価格が安いパソコンを購入する際に知っておいて損はない基礎知識です。コスパの良いパソコンを購入したいなら是非この辺の知識もしっかり学んでおきましょう!知っていると失敗することがなくなります。

CPUとは?パソコンの基礎知識Intel・AMDについて解説

パソコンメモリとは

SSDとは?HDD(ハードディスク)との違いと速度や価格を比較

グラフィックボードとは

マザーボードとは|マザーボードの選び方も解説

BTOパソコンと自作PCどっちが安い?

BTOと自作PCの永遠のテーマ的な内容ですw 実際PCパーツによってもこの辺の価格差は出てきますが、グラボ搭載の15万円程度のBTOパソコンと自作PCだったらどのくらいの価格差が出てくるのか一定の答えになってくれるはずです。

BTOパソコンと自作PCどっちが安い?同程度パーツで価格差を比較してみた

最新情報をチェックしよう!